DK PRODUCTION

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著作物

大俳優 丹波哲郎
光と影 映画監督 工藤栄一
残縄画報 (写真集)
縄文式 (映画パンフレット)
東陽片岡のカク! (映画パンフレット)
映像作品

殺人無頼帳
イナズマゴロゴロ
縄文式
AYAKOの退院
東陽片岡のカク!
ふたつの女
東陽片岡のあま〜い生活
東陽片岡のルサンチマン
ボンデージ・スペシャル


『大俳優 丹波哲郎』

映画評論家 ダーティ工藤が6年の歳月を費やし、大俳優
丹波哲郎の長い俳優人生を根ほり葉ほり聞き書きした、
丹波哲郎本の決定版!
映画・テレビ・舞台などの完全な出演データ付き!

丹波哲郎/ダーティ工藤・著
A5判上製/448貢/定価3,990円

2004年5月15日 刊行

週刊文春「私の読書日記」にてフランス文学者・鹿島茂氏に紹介されました!
NHKの老舗番組「週間ブックレビュー」で本書『大俳優 丹波哲郎』が紹介されました!
選者は時代劇評論家のペリー萩野さんです。
NHK BS-2
「週間ブックレビュー」
2004年9月19日 放送
 





光と影

映画監督 工藤栄一

映画『十三人の刺客』『大殺陣』やTV『必殺』シリーズ、『傷だらけの天使』などで知られる巨匠、故工藤栄一監督の映像に対する熱い思いを映画評論家ダーティ工藤が10年の歳月をかけて聞き出したマニア垂涎の一冊。ダーティ工藤によるロングインタビュー、そして映画・テレビ・Vシネマなどの詳細フィルモグラフィも充実。ご希望の方にはダーティ工藤のサインを入れさせて頂きます。
工藤栄一/ダーティ工藤・著
A5判並製/250貢/

2002年6月30日の北海道新聞日曜版にて本の紹介と共にダーティ工藤のインタビューが掲載されました!
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残縄画報  <写真集>

女性を緊縛しほどく過程で肌に残る縄の痕をテーマにしたこだわりのモノクロ写真集。日本の歴史と深いかかわりを持つ緊縛の歴史や基礎からの応用まで様々な緊縛方法などデータも豊富。

ダーティ工藤・著/紫藤仁・写真
B5判上製/96貢/

現在絶版
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殺人無頼帳

映画史上空前絶後のNon Stop Killing Movie

5年間あたため続けてきた構想を炸裂させた、今世紀最後のノン・ストップ・アクションの快作、ついに完成!全編にわたって、殺し、殺される笑撃映像(!?)のオンパレード。殺しのバリエーションの豊富さもさることながら、各界著名人の「殺され方」が見どころだ。血の海、死体の山、断末魔の嵐、全てがゆるい感じで進み、そして、誰も予想できないとんでもない結末が待っていた…!!

監督:ダーティ工藤 / 撮影:クラウス・マンスキー / 出演:杉作J太郎、早乙女宏美、伊藤清美、東陽片岡、風間今日子、瀬戸恵子、大田プリンほか
2000年 / カラー / ビデオ / 70min / VHS・DVD
製作・配給:DKProduction
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 パソコン画面に、突如、殺人依頼の文字が現われる。殺し屋は、その依頼に従って次々に仕事をこなして行く。まず最初は都市の観察者40才駅の陸橋付近で後ろから銃撃するが、わずかに急所をそれ男は逃走。しかも墓場のゴミタメで力つきた男に、とどめの一撃。2人目はストリートガール30才客を装いホテルで始末。3人目はパチプロ28才屋上で絞殺。4人目はテレクラ狂いのGカップ26才を電話BOXでサイレンサー。美容師と客10名様は毒ガスでチョン。45才の男は断崖から海へ突き落とし38才の美熟女は傘の先でのど笛をグサリ。若い男はストリートで殴りまくり最後は顔面クラッシャー。35才の女性の自宅に押し入り逆さ吊りにして縛り殺す。夕陽のおじさん40才は沖縄の浜辺でイーチコを飲みながら毒殺される。20才の若い女性は縛り上げて大音響を聞かせて昇天させる。39才の男の中の男は究極のビニ本を渡されてセンズリしすぎて果てる。41才の中年女性には笛を使って暗示をかけ屋上から飛び降り死。若い男は海岸で日本刀で斬殺。33才の男は全身に金粉を塗られて窒息死。12人の若い男女はまとめて撃ち殺す。
  これで殺人リストは終了するが、最後にもう一人・・・。

イナズマゴロゴロ 「殺人無頼帳」公開当時のダーティ工藤のインタビュー
監督:炭田春夫 / 出演:ダーティ工藤、銚子まねき
2000年 / カラー / ビデオ作品 / 10min / VHS・DVD

「殺人無頼帳」に同時収録



縄文式

究極の耽美、壮絶な静寂……緊縛クロニクル映画の決定版

緊縛・脚本・監督:ダーティ工藤 / 撮影:クラウス・マンスキー / スチール:紫藤仁 / 音楽:下原研一郎 / 出演:浅岡梨奈、相模唯、藤村翔乃、山岸麻里子
1999年 / カラー / ビデオ / 50min / VHS・DVD
(日本語/英語字幕)
製作・配給:DKProduction


メルボルンアンダーグラウンド映画祭出品
シカゴアンダーグラウンド映画祭出品
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 露な若い女性の裸体。その柔肌に麻縄が食い込みライトに照らされている。モデルに指示を与えるキャメラマンの声と無機的なシャッター音が連続する。ここは女体の肌に残った縄の痕をテーマにした写真集「残縄画報」(ワイズ出版)のスチール撮影現場である。「胸縄後ろ手縛り」から「胡座縛り」「逆海老縛り」さらには脚立に縛りつけられたり鴨居から吊るされる女たち。強面の工藤の無骨な指は意外に起用で、プロの修練を見せ付けるかのような手際で女の肌に縄を巻きつけていく。 キャメラはそんなスチール撮影の現場を淡々と追って行く。
そんな映像を背景に、工藤が若き日にSM、緊縛に目覚めた過程、一途な縛りへの思いを語るモノローグが随所にかぶさる。撮影は終了するが工藤の緊縛と縄の跡への思いは益々深まって行くのだ・・・。
 日本を代表する縄師ダーティ工藤が、緊縛に賭けた半生のすべてを込めた究極のSM映画。
さまざまな緊縛のバリエーションをクロニカルに描きながら、縄との出会い、緊縛とエロスの探求に明け暮れた青春を、ダーティ工藤自らが語り下ろし、その鮮烈な映像で驚くべき反響を呼んだ『縄文式』。昨年春・東京BOX東中野にて、レイトショー公開するや、各方面で話題を呼び、上映時には俳優・丹波哲郎氏、映画評論家・四方田犬彦氏、漫画家・東陽片岡氏らがかけつけ、映画の魅力を語った。その後、話題はさまざまな波紋を呼び、昨年秋より東京渋谷のアップリンク・ファクトリーにて再び上映。初日には立ち見が出るほどの観客を集めた。
  「縄文式」のユニークさは、従来の緊縛エロスの探求をさらに一歩進化させた視点にあった。緊縛をほどかれた女体に残る縄目の痕、その傷ついた肉体の変容に、美しさを読み取ろうというものだ。つまり「縄文式」とは、縄紋様のついた女体にあふれるエロティシズムを描いた映画だったのである。
  緊縛のバリエーションを、アグレッシヴに、刺激的に、そして官能的に深化させ、緊縛師・ダーティ工藤の美意識を極限にまでスパークさせたこの作品には、それまでの緊縛画像とは明らかに異なる美への探求心、そして美を壊すことによって新たな美を生み出そうとするアーティストの挑戦が、生々しく記録されている。縄が摩擦する音と、女の苦悶する声がハーモニーを奏で、美しく構築された女体があやしげに破壊され、はりつめた緊張感のすべてが、「縄をほどく」という行為によって、たおやかな空間へと飲み込まれてゆく。女の肌には、刻印された縄目の跡がほのかな熱を発しながら紅い微光を放ち。解き放たれた血液が、なまめかしい吐息をつくり出す。そういった至高の瞬間をとらえた映像の集積こそが、『縄文式』である。



AYAKOの退院

包帯の美学

緊縛・脚本・監督:ダーティ工藤 / 撮影:クラウス・マンスキー / 出演:AYAKO、John / 原案・メディカルアート:ロマン・スロコンブ
1999年 / カラー / ビデオ / 30min / VHS・DVD
「縄文式」に同時収録
 黒いボディコン・スーツの女が退院する。全身に包帯を巻き、首にはコルセット、脚にはギブス。見送る看護婦に礼を言いながら、ぎこちなく松葉杖で歩き始める。女はギブスのまま、電車に乗り、家路を辿ってゆく。その奇妙な姿を淡々と描いただけのこの作品は、不自由な身体の女がかもし出すエロスの滑稽さを描いた異色作である。縄で女体を縛りあげた緊縛とはまた違った趣の、「メディカル・アート」と呼ばれる新たな媚態に縄師ダーティ工藤が挑戦した記念碑的作品でもある。原案・監修には、メディカル・アートの第一人者ロマン・スロコンブがあたり、そのイメージを奔放に繰り広げている。何気ない日常に見え隠れして我々を挑発してやまない「エロス」、この作品に流れているのはそういった官能のどうしようもないおかしさ、そして悲しさなのである。



東陽片岡のカク!

Ecce Homo エッケ・ホモ-この人を見よ-

企画・構成・編集・監督:ダーティ工藤
撮影:クラウス・マンスキー
出演:東陽片岡、望月英子、ミスX、ダーティ工藤
製作・配給:DKProduction
2001年 / ビデオ / カラー / 25分
  “ビッグコミック・スペリオール”連載の「お三十路のまち」や花村萬月の連載小説の挿し絵など一度見たら忘れられない独特の画風でコアなファンから熱い支持を得ている東陽片岡を完全フューチャーしたのがこの映画である。ゴミの要塞と化した自室での意外と堅実な仕事ぶりをメインに東陽片岡の不思議な世界が粛々と展開して行く。彼の描く漫画はあまりのインパクトの強さに拒否反応も強いが一度はまってしまったらこれ程心地いい漫画も珍しい。それというのも漫画の根底には彼の漫画に対する愛情や情熱が脈々と流れているからだ。東陽片岡にあなたも一度はまってみませんか?と軽く言い放つDKだが、アクの強いディープな自分の世界を持つ異才に魅かれ始めそのうち接近して行くのだ。




ふたつの女

(解説)
マニアックな作風で知られるダーティ工藤の『縄文式2』以来5年ぶりとなる新作。現代美術アーティスト岡田裕子とSMクラブ“エルドラド”代表徳井唯というふたりの女の全く違ったふたつの個性がマンダラのように“ふたつの女”を紡いで行く。ドキュメントともドラマともつかぬ不思議なタッチはダーティ作品の風味である。岡田裕子の夫で現代美術界の風雲児会田誠も出演し、M・アントニオーニ風のショートドラマで夫婦競演を果たしている。

脚本・監督:ダーティ工藤
撮影:クラウス・マンスキー
音楽:GOLDMAN
出演:岡田裕子、会田誠、佐川銀次、ダーティ工藤、大田プリン、婆迦王、早乙女宏美、ゆき、徳井唯
2006年/ビデオ/カラー/59min
製作・配給:DKProduction
 現代美術アーティストの岡田裕子。居間では彼女と夫の会田誠が無言のまま微妙な距離で対峙している。 夫婦仲は完全に冷え切り、離婚は決定的な模様である。やがて意を決したように裕子は出て行く。 背景の中を歩く裕子。裕子が自分の半生や作品についてひとり語る。 風景の中を歩く裕子。アニメ・写真・絵画・ビデオ作品など様々なフォーマットの作品がインサートされる。 地下街を歩く裕子を徳井唯が急ぎ足で追い抜く。 SMクラブ“エルドラド”代表の徳井唯。不倫相手・佐川銀次の車に乗り込む唯。 今日こそ関係を清算しようと決意していた彼女は銀次の誘いを断り車を降りる。 夜の街を歩く唯。唯が自分の半生やエルドラドについてひとり語る。 女王様となりM男とプレイしたり過去に出演した映像作品がインサートされる。 夜の街を歩く唯。地下街の階段を降りる唯と駆け上がる早乙女宏美がすれ違う。 急ぎ足で横断歩道を渡る宏美。次は彼女の物語が語られるのであろうか…。




東陽片岡のあま〜い生活

(解説)
今やダーティ工藤作品には欠かせない存在となった東陽片岡。彼が『東陽片岡のカク!』に続いて出演したうすバカな短編映画。東洋片岡のネーチャーな魅力がそのままこの映画の魅力となっている。

監督:ダーティ工藤
脚本:セルジュオ・コレッポッチ
撮影:クラウス・マンスキー
出演:東陽片岡、あんな、岡田裕子、狩野康之
2006年/ビデオ/カラー/43min
製作・配給:DKProduction
 東陽片岡が自宅で今まで発売された単行本を自ら紹介し、解説してくれる。二週間後、何とか仕事を終えた東陽は、大好きなオナニーをしようと自らズリネタの女子高生の漫画を描く。するとあ〜ら不思議、漫画から抜け出した女子高生が部屋の隅に立っているじゃあ〜りませんか!ちょっとマセた女子高生は一時間だけ東陽の願いを聞いてくれるそうな。据え膳は当然食うは東陽片岡。どうする東陽片岡!




東陽片岡のルサンチマン
Ressentiment of Toyo Kataoka

(解説)
漫画家 東陽片岡主演第3弾にして初の長編映画。今回は長編だけにストーリー性を重視し、東陽片岡にもキャラクターだけではなく本格的演技を要求し、見事に応えてくれた。コメディタッチからホラータッチになるクライマックスは、1920年代のドイツ映画の雰囲気を狙っている。

監督・脚本・緊縛・編集:ダーティ工藤
撮影:クラウス・マンスキー
効果音:林靖高
出演:東陽片岡、りん。、水村友二、狩野康之、杉作J太郎、ダーティ工藤
2007年/ビデオ/カラー/80min
製作・配給:DKProduction
(ストーリー)
 漫画家 東陽片岡はセカセカ仕事をせず、マイペースを守るスローライフを楽しんでいた。だがそんな生活にある時からほころびが生じ出す。食べようと思っていた食料が食べられていたり、ウンコをしようとしたらすでにウンコが便器にこんもりとあったりと、東陽片岡には全く憶えのないことばかり。「俺はボケてきてしまったのだろう?」と悩む。だが不思議な現象は続き、遂に東陽はもうひとりの自分“ドッペルゲンガー”を見かける。追いかけるが追いつけそうで追いつけず見失ってしまう。友人に相談するが、さしたる解決策は出ない。そこでリフレッシュすべくホテトル嬢と会うことにするが…!




ボンデージ・スペシャル

(解説)
様々な服装、状況で手足を緊縛され、猿轡を噛まされた女性たちが拘束から逃れようと必死にもがき続ける。そしてエロティシズムと様式美が同居した独特の空間が生まれる。


構成・編集・緊縛・監督:ダーティ工藤
出演:素人女性たち
2007年/ビデオ/モノクロ/60min
制作・配給:DK Production


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